ダックスの歴史は古代エジプト王朝の壁画に、
ダックスフンドに似た胴長で短足の犬が描かれていて、
3000年前にはダックスフンドの原型になる犬が居たと思われます。
メキシコやギリシャ、ペルー、中国でも、
ダックスフンドに似た石の模型や粘土細工が発見されているそうです。
ドイツの古代ローマ人の居住跡地でも
ダックスフンドに似た遺体の化石が見つかっている事から、
チュートン産の純血種ではないかと言われている。
ドイツ国内では、『テッケル』と呼ばれ、
エジプトでは『テカル』と呼ばれていたそうです。
ドイツでこの犬が知られる様になったのは、
15世紀以降の事で、穴居動物(アナグマやモグラ等)の狩猟能力に優れていて、
10〜12キロのどしいりした短毛の犬だったそうです。
15世紀には毛の長いタイプのロングヘアードダックスフンドが作られ、
18世紀にはワイヤーヘアードのダックスフンドが作られて、
その後、スタンダードでは入れない小さな穴居動物猟(ウサギやテン)のために
小型化され、19世紀にはミニチュアやカニンヘンのダックスフンドが作られました。
初期のカニンヘンはテリアとピンシャーを
小さい個体のダックスフンドとかけ合わせて作り出されたそうです。
マルチーズ
シーズー
パグ
ジャックラッセルテリア
ボストンテリア
ダックスフンドが日本に入って来たのは明治時代の頃
その後昭和30年代に人気が高まりましたが、
その頃はスタンダードダックスフンドが主流でした。
飼い方も今の様に室内で飼うよりも
外や玄関先等と行った場所で飼育される事が多く、
スムースヘアードタイプのダックスフンドがほとんどでした。
しばらくして、飼い方も、外から室内に変わり、
日本の小さい家庭環境に合うせいか
ミニチュアサイズのダックスフンドの人気が高まり、
そして、スムースヘアードタイプからロングヘアードタイプの
ミニチュアダックスフンドに変わり、
主流だったレッドからブラックタンやダップルといった毛色から
さまざまな毛色やワイヤーヘアードといった固めのヘアスタイルのダックス、
色々なタイプのダックスフンドが見られる様になりました。
近年では登録件数トップが続くほどの人気で、
2003年には登録件数が 171,144頭と言うダントツの人気を誇っています。
(この年2位のチワワは73,684頭でした)
日本ので最初のカニンヘンダックスフンドが輸入されたのは
1995年の事で、つい最近ですがその数は急激に延びて、
200年には1,510頭
2005年には3,607頭
2008年には5,362頭
とスタンダードの数が減る一方で
小型のカニンヘンダックスフンドは毎年登録件数を伸ばしています。
パピヨン
ミニチュアシュナウザー
ビーグル
キャバリア
ラブラドールレトリーバー
ダックスフンドの毛質は『スムースヘアード』
短毛でもともとダックスフンドの毛質はこのスムースが基本でした。
『ロングヘアード』
スムースヘアードタイプのダックスフンドをスパニエル系や、
ジャーマン・ストベルフンド、アイリッシュセッター等と
掛け合わせて作られたそうです。
やわらかい毛質で、ウェーブがかかったロングヘアです。
『ワイヤーヘアード』
スムースヘアードのダックスフンドをジャーマン・ワイヤード・ピンシャー、
アイリッシュ・テリア、スコテッシュ・テリア、ダンディー・ディンモント・テリア、
ミニチュア・シュナウザー等を掛け合わせて作られたそうです。
やや固めの毛質で、顔、特に口の回などが、少し毛が長めです。
くちひげ、アゴひげと言った感じでしょうか。
毛色は単色
『レッド』
『レディッシュ』
『イエロー』
『クリーム』
『ブラック』
『チョコレート』
2色
『チョコ&タン』
『ブラック&タン』
その他
『ダップル』
『ブリンドル』
更には
『パイボールド』
『ソリッド』
『ブルー』
ワイヤーヘアーは、その他に
ワイルドボア(イノシシ色)
デッド・リーフ(枯葉色)
ソルト・アンド・ペッパー等
上の色が基本色で、更に色々な色の取り合わせがあるので、
かなり豊富なバリエーションになる
例)シルバーダップルやチョコレートダップル
レッドブリンドルやクリームブリンドル
クリームパイポールド等、
さまざまです。
ヨークシャーテリア
柴犬
フレンチブルドッグ
コーギー
ゴールデンレトリーバー
ダックスフンドのサイズは最初に
『スタンダード』
胸囲 35cm以上
体重 9kg〜12kg
元々はこのサイズでした。
胴長短足のこの体型は改良されて出来た形ではなく、
人の手を加えられる前からだったようです。
この犬が穴居動物の猟を得意とするため、
狭くて長い巣穴の中を出入りするのに都合がいい様に
出来たスタイルの様です。
そして
『ミニチュア』
胸囲 35cm以下
体重 5.0kg以下
それまでスタンダードの大きさしか居なかったダックスフンドを
ウサギやテン等の小さな穴居動物の猟が出来る様に改良された大きさ。
『カニンヘン』(カニンヘーン、カニヘン、カニチュアとも呼ばれる)
生後15ヶ月を経過した時点で測定し、
胸囲30cm以下体重 3.2kg〜3.5kgが理想
ミニチュアを更に小型化した大きさ。
最近ではミニチュアに継いで人気が高い。
カニンヘンに対しては、今の所、公認されているのはドイツと日本だけの様です。
日本意外の国では
アメリカ
『スタンダード』7.3kg〜14.5kg
『ミニチュア』5kg以下
イギリス
『スタンダード』オス11.25kg以下 メス10.35kg以下
『ミニチュア』オス・メス共に5kg以下
そしてドイツでは、
『スタンダード』 胸囲35cm以上 9kgまで
『ミニチュア』 胸囲30cm〜35cm以内 3kg〜4kgまで
『カニンヘン』胸囲30cm以下 3kg以下
規定になる大きさの基準がそれぞれの国で異なるようです。
ボーダーコリー
トイプードル
チワワ
ダックスフンド
ポメラニアン